多くの化粧品に配合されている美肌成分のビタミンC誘導体。 イオン導入に欠かせない成分としてもおなじみですね。
同じビタミンC誘導体でも、種類によって得意とする美肌作用が異なります。
美白作用で知られているビタミンC誘導体のなかでも、とくにブライトニング効果が高い新しい成分が[VCーHG]です。
[VCーHG]はビタミンCとグリセリンとの融合によって生まれた、新しいビタミンC誘導体。
美白・皮脂分泌の調整・コラーゲン生成促進・活性酸素消去・抗炎症など、ビタミンCが持つ多くのはたらきのうち、ブライトニング効果(美白)に対して優れた作用を発揮します。
[VC―HG]は高いブライトニング効果があるため、「ブライトニングビタミンC」といわれることもあります。
多くの美白成分は、メラノサイトでのひとつの現象に対して作用を働かせます [VCーHG]は4通りもの作用で、ブライトニング効果を発揮します。
メラニンができる過程でその司令を出す物質"チロシナーゼ"ができるのを防ぎます
メラニンをシミにするためにケラチノサイトへ輸送する因子"キネシン""ミオシンVa"ができるのを防ぎます
オートファジー※を活性化させてできてしまったメラニンを分解させます
※自己分解能力
糖化によってシミのもととなるメラニンが蓄積されるのを防ぎます
4つのアクションのうち、2と3が特徴的でほかのビタミンC誘導体にはない作用です。
[VCーHG]は高機能タイプのビタミンC誘導体として、数あるビタミンC誘導体の中でもトップクラスを誇るブライトニング効果が期待できます。
[VCーHG]は肌への保湿効果が高いことも特徴です。
美白成分は、その多くが肌の乾燥を誘発しやすいというデメリットを併せ持っています。 ビタミンC誘導体も例外ではありませんが、グリセリンと融合させることによって保湿効果もあるビタミンCが生まれました。
グリセリンとの融合によって生まれたビタミンC誘導体は、保湿型ビタミンC誘導体に位置づけられ[VC―HG]は[アミトースHGA]ともいわれています。
[VC―HG]は保湿力を高めて肌の乾燥を防ぐことによって、肌の透明感や明るさと同時にうるおいキープも叶えられるビタミンC誘導体です。