vol.4
秋口の肌のお手入れ
〜夏のダメージ回復でエイジングに違いがでる!〜
秋のはじめはまだ気温も高く、しばらく夏のような気候が続きますが、スキンケアは夏仕様から秋のケアへと変えていかなければなりません。
ポイントは、紫外線を受けた後の肌の“回復”です。夏の紫外線の影響を、できるだけ残らないようにすることで、未来の肌に違いが現れます。
エイジングも、秋口のお手入れ次第です。さあ!今日から早速始めましょう。
肌がゴワゴワしていませんか?
秋に現れる夏の紫外線の影響
夏季に強い日差しの影響を受けた肌は、秋になってゴワゴワと皮膚が厚くなったり、ツヤがなくなったりすることがあります。これは、角化細胞への紫外線の影響によるものです。炎症などの激しい日焼けの場合はもちろん、目に見えてあまり日焼けしていないような場合でも、実際の肌内部では何らかの影響が残っているのです。
肌の回復にかかる時間
紫外線を浴びた肌は、半日くらいの日焼けでも10日後くらいまで細胞の形や配列は不規則で細胞が縮小しています。肌の組織が乱れて、平常ではない状態ということです。その後、ゆっくり変化しながら元に戻るのには2〜3ヶ月かかります。
また、表皮の保湿成分として重要な遊離アミノ酸やピロリドンカルボン酸も減少しているため、皮膚の水分が減ってカサカサします。秋口の肌の手触りがゴワゴワしていたり、空気は乾燥していないのに肌が乾燥するのはそのためです。
エイジングを左右する秋のスキンケア
これがエイジングのはじまり!
日焼けによるこのような状態が度重なると、皮膚のキメやツヤなどが少しずつ悪くなり、次第に小ジワができはじめます。小ジワはやがて大きなシワとなり、紫外線対策を徹底して行い日焼けをできるだけ避けてきた肌とは、見た目の印象も明らかな違いが出てきます。秋口の「ゴワゴワ肌」は、エイジングの始まりなのです。
肌の回復のためのスキンケアとは?
肌は紫外線の影響を受けた肌は、基底層で色素を生産する細胞(メラノサイト)が活性化されメラニン色素を増加させます。その後も細胞には影響が残り、しばらくは色素産生が続くのです。そのため、紫外線が少しずつやわらいでいく秋口の9月も、メラニンの産生が継続されているのです。
ここでは、やはりメラニンの産生を抑制する作用のある「ビタミンC」のイオン導入が力を発揮します。自らの体では作り出すことができないビタミンCを肌にダイレクトに届けることで、活性の続いているメラノサイトでのメラニン産生を抑え、シミをなるのを事前に防ぎます。
また、同様に紫外線の影響をうけて乾燥し、ゴワゴワとした肌を改善するためには、肌のターンオーバーを高めて硬くなった角質を除去し、新しく柔らかい角質層を表面化しなければなりません。そのサポートをするのがピーリングです。
秋口は、夏のダメージをしっかりとケアする時期です。これによって、これからの冬の肌、そして1年後、5年後、10年後と将来の肌に違いがあらわれます。積極的なビタミンCのイオン導入とピーリングが肌の回復を助けてくれます。
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