vol.20
肝斑が気になったら?ビタミンC+トラネキサム酸
〜男性にもおススメ!トラネキサム酸のイオン導入をご自宅で〜
人の顔で年齢を感じさせてしまうのは、どんな部分でしょう?
シワやシミ、たるみ・・・エイジングの悩みはいくつもあります。
これは女性に限ったことではなく、男性も同様です。
シミやシワがたくさんある肌よりも、ハリがあって色ムラのない肌のほうが若々しく見えますよね?
いくつもの肌老化のサインを同時にケアするためには、どんなケアが最適なのでしょうか。
万能の美肌成分ビタミンC+トラネキサム酸で強力タッグ!
エイジングを多方面からケアするためには、さまざまな作用をもつ成分でスキンケアすることが必要です。
そこでおススメなのが、ビタミンC+トラネキサム酸を合わせて使うスキンケア方法です。
相性抜群!それぞれを補うビタミンCとトラネキサム酸
ビタミンCの美肌効果はオールマイティ?
ビタミンCは万能の美肌成分といわれているように、たくさんの働きがあります。
・皮脂の過剰分泌を抑える
皮脂が過剰につくられて分泌されることを抑えるので、ニキビの予防と改善や、毛穴の開きを抑制したり、皮脂テカや化粧崩れの防止にも繋がります。
・メラニンの産生抑制&還元作用
シミの元となるメラニンが過剰に作られるのを抑えて、シミができるのを防ぎます。
また、すでにできてしまったメラニンを還元し、シミを薄くする作用があります。
・コラーゲンの生成促進
肌のハリを支えているコラーゲンは、年齢を重ねるにしたがって減少し、肌自らがそれをつくる力も弱くなっていきます。
ビタミンCは、コラーゲンをつくる力を促してくれます。
・活性酸素を消去する
紫外線や精神的ストレス、食生活などをはじめとする日常生活のあらゆる原因から体内に発生する活性酸素は、
身体の細胞をサビさせて老化の原因となります。ビタミンCにはこの活性酸素を消去する働きがあります。
・炎症をおさえる
ニキビなどの吹き出物ができたり、乾燥やアレルギーなどで肌のバリア機能が乱れ、
肌が炎症をおこした状態を沈静化させる作用があります。
ビタミンCには他にもたくさんの作用があるのですが、大きな役割だけでもこのようにシミ、シワ、たるみにそれぞれ働く機能あります。
そんなオールマイティーにみえるビタミンCでも、カバーしきれないものがあります。それがシミのなかでも特殊な「肝斑」といわれるシミです。
肝斑にはトラネキサム酸が唯一無二のアイテム
肝斑は、頬骨や口元のあたりに左右対象にできる、ぼんやりとしたシミです。
色はぼんやりとしたものですが、曇った感じで広範囲にできるため、顔色をくすませて肌の透明感をなくし、老けた印象を与えてしまいます。
肝斑は一般的なシミ(老人性色素斑)と違い、レーザー照射などの医療行為では消すことができません。
またビタミンCをはじめとする多くの美白成分も、肝斑をケアすることはできず、唯一効果を発揮できるのがトラネキサム酸なのです。
トラネキサム酸の錠剤による副作用の可能性
トラネキサム酸は、化粧品で塗るよりも錠剤として経口摂取することが一般的でした。
いまでも、皮膚科では医師の処方によって投薬されたり、シミ治療のための錠剤が市販されています。
トラネキサム酸配合の錠剤は、第一種医薬品に指定されていますが、それには副作用の可能性があるからです。
肝斑の原因となるメラニンは、メラノサイト(メラニン産生細胞)によって作られます。
このメラノサイトはプラスミンという物質によって活性化することが知られています。
トラネキサム酸は、このプラスミンの働きを抑える作用(抗プラスミン作用)があるため、シミや肝斑に効果があるとされています。
しかし、このプラスミンは血液が凝固して血栓ができるのを防ぐ役割も持っています。
そのためプラスミンの働きを抑えてしまうと、この血栓を防ぐ役割も抑えてしまう可能性があるのです。
このような副作用の可能性があるため、トラネキサム酸の錠剤は継続して飲み続けることができませんが、
化粧品で使用する場合は、肌にしか影響を与えないのでこのような副作用の心配はありません。
ビタミンCとトラネキサム酸を一緒にイオン導入して美白効果が最大に
相互に足りない作用を補えるビタミンCとトラネキサム酸は相性もよく、水にも溶ける性質を持っています。
スキンロジカルのイオン導入ローションとトラネキサム酸パウダー
スキンロジカルでは、アミノシーローションとVCローション、PCローションにそれぞれビタミンCが配合されています。
またFHローションには、ビタミンCにも負けずと劣らない万能の美肌成分のフィチン酸が配合されています。
いずれのローションにも、トラネキサム酸パウダーを溶かして、イオン導入をすることが可能です。
トラネキサム酸は溶けやすいので、ローションに入れて振って攪拌するだけで、簡単に混ざって溶け込みます。
ローションとパウダーの量を調整して自分にあった化粧水に
パウダーを使用すると、一定の推奨濃度(最高でも5%)を越えなければ、ご自分の肌の状態やお悩みに合わせてそれぞれの濃度を変えて、
オリジナルの化粧水をつくれることもできます。
どのローションと合わせてトラネキサム酸を使うのか、どれが自分の肌に一番効果があるのかを調整しながらぜひ試してみてください。
※ローションのトラネキサム酸パウダーを溶かす場合は、小分けボトルにいれて少量ずつを精製してください
肌の曇りのベールを取り除くトラネキサム酸のイオン導入
・いろいろな美白成分を使っても、肌のくすみが取れないと感じている人
・クリニックでなんども光治療をしてもシミが無くならない人
こんな場合は、それが一般的なシミではなく肝斑だからかもしれません。
シミの予防とアフターケアに欠かせないビタミンCに加え、肝斑に効果のあるトラネキサム酸をイオン導入して
20〜30倍の浸透率で肌に届けてみてください。
これまでくすんでいた肌から曇りのベールがとれるように、透明感のある肌がこれまでより若々しい姿を演出してくれるでしょう。
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