イオン導入セミナー25イオン導入とイオン導出 間隔をあけずにやっても大丈夫?
イオン導入器には、導入と導出の2つの機能がついています。
肌の汚れを吸着する導出と、美容成分を肌に浸透させる導入の全く異なる2つのケアを一つの美顔器で行うことが可能なので、同時に行えばより美肌に早く近づけそうですよね。
2つのケアは同じ日の同じスキンケアのタイミングで、間隔を明けずに続けて行ってもよいのでしょうか?また導入と導出では順番はどちらが先なのでしょうか?
イオン導入とイオン導出を両方行う場合の、ポイントと注意点をお伝えします。
イオン導入とイオン導出は同じタイミングに間隔をあけずに行ってOK
イオン導入とイオン導出は、同じスキンケアのタイミングに2つを続けて行うことができます。たとえば、夜のスキンケアでまずイオン導出を行った後に、すぐにイオン導入をするといった方法です。
イオン導出を導入の前に行う場合でも、導出の前には肌になにもつけません。洗顔後の清潔で、なにも塗布していない肌に行います。肌を拭き取るタイプの「プレローション」「導入化粧水」「ブースター化粧水」なども、使わないようにします。
イオン導入とイオン導出は、同じスキンケアのタイミングに2つを続けて行うことができます。たとえば、夜のスキンケアでまずイオン導出を行った後に、すぐにイオン導入をするといった方法です。
もっと詳しく知りたい方はこちら
「イオン導入セミナー24.「導入化粧水」と「イオン導入化粧水」は似て非なるもの」
イオン導出の順番はイオン導入の前に
導入と導出を続けて行う場合は、必ず導出を先に行います。その理由は次のとおりです。
- ①イオン導入を先に行うと、浸透させた成分をイオン導出で再び吸着してしまう
- ②導出で汚れを先に吸着して肌を整えた後のほうが、イオン導入で成分が浸透しやすい
導出のメインの効果は、“肌に残る微細な汚れを電気のチカラで吸着する”です。糖類などプラス(+)に帯電する成分が肌へ浸透する作用もありますが、それはあくまでもプラスαでしかありません。汚れを吸着して整えた肌でイオン導入を行う、という流れのほうが合理的で効果も高まります。
敏感肌や初心者は導入と導出の間隔をあけながら行う
基本的にはイオン導出とイオン導入は、同じ日・同じスキンケアタイミングに、間隔をあけず2つを続けて行って問題ありませんが、次のような方は注意が必要です。
- ①敏感肌の方
- ②化粧品などで肌が赤くなったり、カブレたりしたことがある方
- ③体調がよくないときや、肌の状態がよくないとき
- ④イオン導入器を使い始めたばかりの方
イオン導入と導出では、微弱ではありますが肌に電気を流しています。導入と導出を続けて行えば1度に倍の時間と量の電気を流すため、肌に与える刺激はそのぶん強くならざるを得ません。健康な状態の肌ならば何の問題もありませんが、上記のような不安定な肌状態の場合には肌にトラブルが起きる可能性もあります。
肌の状態がよくない場合や、まだイオン導入に慣れていない場合は、イオン導入とイオン導出は別の日に行ったり、朝イオン導出をして夜イオン導入をしたりタイミングをずらして行うことをおすすめします。
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「イオン導入セミナー9. イオン導入できないのはどんな時?」
イオン導出をやりすぎない
イオン導入器を使うに当たって、続けやすくするポイントはイオン導出をやりすぎないことです。
ビタミンC誘導体やアミノ酸などの美容成分を届けるイオン導入に比べて、汚れを吸引するイオン導出は“サブ”的なスキンケア。どちらのほうがより肌に効果があるかといえば、イオン導入です。
イオン導出まで高頻度で行っていると、イオン導入をするのに負担になってしまいます。イオン導入を毎日行い、イオン導出は週に2.3回行うくらいの頻度で行うのがおすすめです。
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「イオン導入セミナー12. イオン導入の頻度」
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