大人ニキビセミナー1大人ニキビとは

ニキビができると言われている年齢はとうに過ぎたのに、ぽつりぽつりとできては消え、消えてはまた新しくできるニキビ。
そんなニキビがあると、メイクやオシャレも楽しくありませんし、気になって精神的にも大変憂鬱です。
大人ニキビが、どのようにしてできるのかを知ることが、ケアの第一歩です。

大人ニキビの原因

ニキビは、思春期にだけできるものと思っていたら大間違いです。 近年は、30歳を過ぎてもニキビに悩まされる方が増えています。これらは、一般的に「大人ニキビ」と言われています。

若いころのニキビは、主に皮脂の過剰分泌が原因となる毛穴のつまりなどが多いため、スキンケアも肌を清潔に保ち、過剰な皮脂をコントロールすることが中心です。

一方で、大人ニキビは肌の問題だけにはとどまらず、生活習慣によるところも大きいのです。主だった原因にはこれらのことが考えられます。

  • ストレス
  • ホルモンバランス
  • 紫外線
  • 偏った食事

大人にきびイメージ

大人ニキビができやすい肌

ニキビができやすい人で、まず思い浮かべるのは皮脂分泌が盛んな、オイリースキンの人です。 これは、皮脂の分泌量が多いため、毛穴で詰まりを起こし、炎症を起こしてできるタイプのニキビで、思春期の10代から20代に多く見られます。

けれども、乾燥肌なのにニキビができやすいという人もいらっしゃいます。これこそが大人ニキビに多いタイプです。

分泌する皮脂の量に対して毛穴が小さいとスムーズに皮脂が排出されず、詰まりを起こしやすくなります。大人ニキビは、思春期のニキビと異なり、頬や顎、フェイスラインといった毛穴のサイズが小さい部分にできやすいのは、皮脂の分泌と毛穴の大きさのアンバランスから起きているのです。このバランスが崩れてしまう原因が、ストレスやホルモンバランスなどの、生活習慣や環境によるものと考えられます。

ニキビと角質機能

ほかにも、ニキビの原因のひとつとして注目すべきものに「角質機能の低下」があげられます。 加齢などによるターンオーバーの乱れから、古い角質が上手く剥がれ落ちずに角質層が厚くなり、これが毛穴を塞いでニキビの原因となっている場合があります。またターンオーバーは保湿成分も作り出しているので、これが乱れると乾燥もしやすくなります。

このように大人のニキビの場合は、肌が乾燥していることが原因となることが意外にも多いのです。ですから、予防と改善のためには、角質機能を維持するスキンケアや、保湿成分を補給するケアが必要です。

しかしながら、化粧品の油分は皮脂と同様にアクネ菌の栄養源となりますので、油分を沢山つけるという保湿は好ましくありません。水分を保持することのできる保湿成分を補給するケアが重要です。 このような保湿により肌が柔らかくなると、毛穴が詰まりにくくなるので、ニキビができにくくなります。

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